2025年12月14日

2025/12/14 わたしが・棄てた・女

新装版 わたしが・棄てた・女 (講談社文庫) - 遠藤周作
新装版 わたしが・棄てた・女 (講談社文庫) - 遠藤周作

「深い河」に続いて、遠藤周作さんの作品を読みました。

大学生の吉岡が二度目のデイトで躯(からだ)を奪ってゴミのように棄てたミツは、無垢な田舎娘だった。その後、吉岡は社長の姪との結婚を決め、孤独で貧乏な生活に耐えながら彼からの連絡を待ち続けるミツは冷酷な運命に弄ばれていく。たった一人の女の生き方が読む人すべてに本物の愛を問いかける遠藤文学の傑作。

女性とちがって生理と心理は若い男の場合、容易に別々になる。女は愛した者にしか肉体の欲望を感じないが、男は恋愛の対象と欲望の対象をわけることができる。(本文より)

 社長の姪と交際しながら、赤線で欲望を満たす吉岡。

この病気は病気だから不幸じゃないのよ。この病気にかかった人は、ほかの病気の患者とちがって、今まで自分を愛してくれていた家族にも夫にも恋人にも、子供にも見捨てられ、独りぼっちになるから不幸なのよ。(本文より)

 ハンセン病の施設へ入ったミツに修道女がかけた言葉。

もしミツがぼくに何か教えたとするならば、それは、ぼくらの人生をたった一度でも横切るものは、そこに消すことのできぬ痕跡を残すということなのか。寂しさはその痕跡からくるのだろうか。(本文より)

 ハンセン病施設の修道女が吉岡に宛てた手紙を読み終えたときの吉岡のつぶやき。

読み終えた時に、自分の過去を省みて、タイムリープしてもう一度、正しい人生を生きてみたいと思いました。
誤った人生をここに吐露する勇気はありませんが。

私には信仰はありませんが、遠藤周作さんのいう「キリスト」が少し理解できたような気がします。

キリストは、不幸な人、苦しい人の不幸や苦痛を取り除いて幸せにしてくれるのではありません。彼は、不幸な人、苦しい人の不幸や苦痛をともに分かち合うのです。
どんなに自分が貧乏で困っていても、近くにお腹をすかせた人がいればパンを分け与えてあげるのです。



昨日、東京辰巳アイスアリーナで行われた第48回全日本ショートトラックスピードスケート選手権大会に行ってきました。
トヨタ自動車がスポンサーのようで、クルマ屋さんからメールがきて申し込みました。
トヨタの観覧席は中央のいい場所でしたが、一般席も無料で観覧できます。

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この日は1500mと500mのレースが男子女子それぞれ予選から決勝まで行われました。


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トラックを1500mは13周半、500mは5周します。
競馬に例えては選手に失礼かもしれませんが、競馬場は広すぎて遠くの方はよく見えないのに対し、ショートトラックは全体を見渡せるので、選手の動きに合わせて目で追っていけばよいのです。
数名の選手が一団となって滑るので、駆け引きあり、アクシデントありで目が離せません。
コーナーでは追い抜けないので、短い直線距離でスパートして前の選手を追い抜きます。

スケート場の観覧席は当たり前ですが、とても寒いです。スキー場並みの防寒対策が必要です。


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朝霞市役所の駐車場に駐車しているのを偶然見つけました。
プリンス・グロリア
だいぶさび付いていましたが、ナンバーを付けて公道を走ってきたようです。
1962~67年に販売された2代目S40型。
プリンスは1966年に日産と合併し、その後、日産グロリアの名前でセドリックとの双子車として2004年まで販売されました。
posted by SGW at 17:32| Comment(4) | なおす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月06日

2025/12/6 妻亡きあとに ~近藤正臣 群上八幡ひとり暮らし~

NHKで再放送された番組をみました。

NHK岐阜放送局のホームページより

昭和・平成の名俳優・近藤正臣さん。移住した岐阜・郡上八幡での〝妻亡きあと〟のひとり暮らしを見つめる「妻亡きあとに~近藤正臣_郡上八幡ひとり暮らし~」。今年3月にBSで放送され、再放送希望が多く寄せられた番組が総合テレビでアンコール放送されます!

昭和・平成と活躍した名俳優・近藤正臣(83)。岐阜・郡上八幡の自然に魅せられ、8 年前に妻と移住。穏やかな晩年を過ごす…はずだった。その後、妻が認知症を発症。自身も体調を崩しながら里山でのワンオペ介護が続いたが、一昨年、妻が亡くなった。伴侶を失った高齢者は、どう生きるのか。近藤が向き合う「老い」と「孤独」に長期密着。深い喪失感を抱えながらも、地域の中で〝これから〟を模索するひとりの老人の日々を見つめる。

最愛の人を亡くした後、人はどう生きるのか――。
消えない喪失感を抱え、
それでも日々を懸命に生きる近藤さんの姿。
ぜひ、ご覧ください!


近藤さん、保護猫の奴(やっこ)と暮らしています。
私も旅行ができなくなったら猫を飼いたいと思います。
保護猫の里親になって。
でも、猫より自分たちが先に死んだら、残された猫がかわいそう。


そのあと続いて放送されたプロジェクトXの再放送もすごかった。
渋谷駅の再開発。
東急東横線の駅を地下にして東京メトロ副都心線とつなぐ。
東急百貨店のビルを解体。
東京メトロ銀座線の駅を移設。
JR埼京線のホームを山手線の横に移設。
JR山手線の線路をずらして、島式ホームに改良。

電車や人の歩く道を極力止めずに工事を進めるための手順を考える人たちがすごかった。
posted by SGW at 20:45| Comment(8) | 観る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月03日

2025/11/30 東京

皇居乾通り一般公開に行ってきました。
朝霞駅から東武東上線直通地下鉄有楽町線で桜田門駅下車。

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桜田門

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二重橋

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坂下門から乾門へ一方通行
入口では厳重な荷物検査と金属探知機によるボディーチェック。
ペットボトルを持ち込む場合は、警備員の前で一口飲んで、危険物ではないことを証明しなければなりません。

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坂下門

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奥の建物は、一般参賀や天皇誕生日に皇室がおでましになるところです。

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正直なところ、紅葉は特にすごいということもないと思いますが、普段は入れないところに入れるということで、物珍しらしさでやってきました。
春の桜の時期にも一般公開されています。

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出口近くは鮮やかに紅葉していました。

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乾門

乾門をでて千鳥ヶ淵、北の丸公園を散策しました。

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私の生きているうちには無理でしょうけど、首都高速道路は全部地下に埋めてほしいです。
景観を損ねます。

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北の丸公園の日本武道館

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北の丸公園入口の清水門

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靖国神社にも参拝しました。

靖国神社から市ヶ谷駅にでて、地下鉄有楽町線で帰る予定だったのですが、天気がよいので神宮外苑まで歩きました。

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神宮外苑のイチョウ並木

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ピークを過ぎてかなり葉が落ちていました。

ここから青山通り、表参道を歩いて明治神宮前駅から地下鉄副都心線で帰りました。


12月3日
初めて泌尿器科にかかりました。
60歳を過ぎたころから、だんだんと排尿に時間がかかるようになり、最近では途中で止まってしまったり、残尿感があったりして。
健康診断でPSAは正常だったので、前立腺肥大かなと思っていたのですが、一度ちゃんと診てもらおうと思い切って受診しました。
問診のあと、超音波検査。
前立腺は20cm3まで正常のところ、22cm3と肥大は軽度でした。
超音波検査の前に尿検査があり排尿していたのですが、膀胱に200mlくらい尿がたまっていて、尿が出きっていないことがわかりました。

診断は 「低活動膀胱」

「過活動膀胱」という病気は知っていましたが、低活動膀胱は知りませんでした。
膀胱の筋肉の収縮が弱くなり、オシッコを出す力が弱まり、排尿障害を起こすのだそうです。
お薬をもらい、1か月治療してみることになりました。

午後は歯医者さん
奥歯を1本抜歯しました。

ほかにもしばらく前から、右上肢がしびれるという症状があります。
特に圧迫したりとは関係なく、じーんとしびれてきて1~2分でおさまるということが1日に数回あります。
頸椎あたりで神経が圧迫されているのかもしれません。
医者にかかっても治らないような気がするので、様子をみています。

歳をとるとあちこちに不具合が出てきていやですね。

青い壺 (文春文庫) - 有吉佐和子
青い壺 (文春文庫) - 有吉佐和子
有吉佐和子さんが亡くなって、再び注目をあびた本。
図書館に予約していたので、1年くらい待たされました。
夫婦、親子、嫁姑、会社の上司部下といった身近な人間模様を描いた昭和の名作です。

深い河 新装版 (講談社文庫) - 遠藤周作
深い河 新装版 (講談社文庫) - 遠藤周作
キリスト教徒ではない4人の日本人が主人公。喪失感をもちながら、インドのガンジス河を訪れる。
posted by SGW at 20:50| Comment(4) | 遊ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする